菊苗の冷蔵処理

台風19号は、沖縄本島のはるか東を通過後　本土に向かう予定です。菊農家は、台風が、接近する予報が、あるとまずは、菊苗の確保をします。つまり親株から採穂します。それを日陰ですこし乾かしてから冷蔵庫に保管します。目安は、2週間から3週間です。それを出して挿し芽を行い発根したらまた冷蔵庫に入れます。約2週間、だして定植です。その期間で菊苗は、冷蔵処理をしたことになります。冷蔵苗は、厳冬期にもロゼット化でずまた開花の揃いも良くなるのでお勧めです。採穂して20日位になっても一旦冷蔵庫からだして半日日陰でガス抜きを行いまた冷蔵庫に戻せば2週間は、大丈夫です。写真は、左2本が、35日冷蔵、右2本が、13日冷蔵処理した採穂苗の挿し芽後5日目の発根状況です。明らかに左の長期冷蔵苗のほうが、発根は、早いです。苗の安定確保に冷蔵庫は、大いに役立っています。